2014年3月25日火曜日

文章のたたき台を作る過程の変遷


あいさつ


つかさです。
今回は、たまったテキストファイルのメモを元にして、まとまった文章を作る方法論です。具体的にはA4で5枚分以上くらいの分量を想定してます。

二つの段階


その過程だが、二つに分けることが出来ると思う。

  • たたき台を作る
  • それを修正していく

修正段階


後者については今までで方法論はほぼ確立している。基本的には、

  1. 草稿をプリントアウト
  2. そのプリントに書き込みを加えて
  3. 修正元のデータに反映させる

を繰り返すことで行う。


その1 書いた文書をプリントアウトする


モノクロレーザープリンタがあれば便利。無ければコンビニでPDFプリントとかになる。

その2 プリントに書き込みを加えて修正


プリントしたものを読み、修正していく。書き加えとか入れ替えなどなど。
基本的にはプリントにボールペンで修正を書き込んでいく。もし大きく変えたい部分や、新しく思いついたことなどがあれば、どの箇所の修正なのかわかるようにして野帳や計算用紙に書くのでもいい。
この過程は適当にやればいいのだが、個々の過程を意識的に分離して行うと捗る気がする。

その3 元のデータに反映


そうして訂正したプリントを元にして、元のデータを修正する。この時は、元のファイルを直接編集するのでもいいし、元データは残し、そのデータをコピーしたhowmファイルを新しく作ってそれを編集するのでもいい。
また、構成上元のデータから削除したい箇所があるが、あとで使うかもしれないと思うものは、新しくhowmファイルを作ってそこにコピーし、保存する。

まとめ


これを繰り返すことで、徐々に文章を完成に近づけていく。最初のたたき台は適当なものでいい。この過程で、必要だけど考察が済んでいないところだとかが明らかになるはずだから、それについて個別にリストアップし、埋めていく。

ある程度文章が大きくなって、見出しなどでも階層構造を付けたくなったときには、TeXなりWordファイルなりの形式にして同じ過程を繰り返す。

たたき台を作る段階


だが、前者についてはこれまでまとまったものがなかった。一応色々模索はしてたが、あまりこれというものがなかった。

前提


howmフォルダに、いくつかアイデアメモがたまっているというのが前提。そのメモをPC上でまとめる方法を模索する。
PCを使わない方法としては、例えばたまったメモをClipMarkFile.jsでクリップボードにコピー、それを印刷してそれを元にして考察するという方法があり得る。だが、何度かやったけれどもあまりうまくいかなかった。あと、適当にコピペして一つの文章に無理矢理したりもしてたが、原始的すぎてこれもどうかなというのがあった

メモのメモ


これは、メモからメモを作る環境をどうやって整えるかという問題になる。たまったメモを見ながら、思いついたこととか使えそうな部分をメモにとって、それを元にして文章を作るのだ。

メモを閲覧した直後に、そこで頭に残ったことを元にしてまとまった文章を書けるというのであれば一番早いのだが、そもそもメモが構成だったものではない以上無理そうだ。どこかにメモを書出し、それを構成し直すという過程が必要になる。

アナログだったら、何か図を書くとかそれぞれのメモの連関図を作るとか何かいろいろあり得るのかもしれないが、基本的には文字だけで十分じゃないかと僕は思っている。

たたき台を作る過程の変遷


このメモをどうやってとるかだが、

  1. howmファイルにメモ
  2. ChangeLogにメモ
  3. CatMemoNoteにメモ

という変遷をたどった。

その1 howmファイルにメモ


メモを閲覧するフォルダのなかに、メモ用のhowmファイルを作成して、そこにメモをしていく。
他のメモとごっちゃになり、後で続きをやるときに取り出しにくいというデメリットや、途中でメモをまとめる作業を中断してしまった場合、このファイルがノイズになってしまうというデメリットがあった。

その2 ChangeLogにメモ


別に今までと同じようにhowmファイルの形式にする必然性無いよなと気づいて、次に試したのがChangeLog。本来はプログラムの変更履歴を書き留めるテキスト形式だが、メモにも使える。
特定のファイルを開いている時にこれを呼び出すと、呼び出し元のファイル名とか日付とか入力された状態でこのメモが開くという仕組み。これだと他のメモに埋もれる心配も無い。ただ、ひとつのフォルダに一つのメモしか作成できないということと、メモは基本PPvで閲覧するからChangeLogを呼び出すのがやりにくいという理由からやめる。

その3 CatMemoNoteにメモ


考えれば、ここで作るメモはずっと残っている必要もないし、ファイルとしてきちんと残すとか考える必要特に無いよなと気づいて、試したのがCatMemoNote。
これは一時的なメモに特化したソフト。メモの作成も削除も容易だし、ウィンドウの表示非表示もホットキーでできる。というわけで今はこれに落ち着いています。

具体的な使い方


howm2のカテゴリーフォルダをPPvで閲覧する。CatMemoNoteをひらき、気になったことをコピペしたり、思いついたことを書き込んだりする。
メモを閲覧し終えたら、CatMemoNoteに書き込まれたメモを元にして再構成する。順番入れ替えたり文章を付け加えたりなど。あるいは、ここに書き込まれたのを参考にしながら、エディタを開き文章を作ってもいい。

備考


  • 見出しをつけるのは面倒なので、日付の定型文を区切りに入れる
  • 時間が経過した書き込みはhowm形式にして保存、書き込みを消す
  • このメモを元にしてさらにメモを書きたい場合はxyzzyのスクラッチを利用する
  • 途中で思いついたことは、CatMemoNoteの別ウィンドウに書き込んでもいい
  • 何か適当なことを書きたい場合は、まずCatMemoNoteに書いてからhowmにするのでもいい

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